南ヶ丘病院では、“住み慣れた地域やご自宅で、安心して暮らすための医療を提供する”ために、通院が困難な方やご自宅で療養されたい方に対して、医師が定期的・計画的に訪問して診療を行っています（在宅医療）。

　在宅医療は、ご自宅で適切な医療や看護を受けながら、大切なご家族と共に暮らすことができる、入院医療や外来(通院)医療に次ぐ第三の医療として昨今注目されています。

　在宅医療では、医師の訪問診療に加え、周辺医療機関や、訪問歯科、訪問看護ステーション、訪問リハビリ、デイサービス、訪問ヘルパー、薬局、ケアマネジャーなど地域の医療、福祉を支える様々な方々と連携し、チームとなって患者様の治療やケアにあたります。

　地域包括ケアシステムにおける在宅医療の位置づけは、まずご自宅での生活を医療の面からお支えすること。そして、病院から退院してご自宅で過ごしたいという患者様本人やご家族の希望をできる限り叶えて差し上げること。さらに、患者様やご家族の希望を丁寧に聞き取り、身体状態や介護度も鑑みた上で、外部の介護施設等とも連携を図りながら、安心・充実して人生を楽しめる環境をご提案することと考えています。

　また、南ヶ丘病院は51床の入院病棟を持つ病院のため、状態によっては速やかに在宅医療から入院医療に移行することができます。南ヶ丘病院では、ユーカリ優都会唯一の病院として、地域にお住まいの皆様がいつまでも幸せに暮らせるための医療を提供して参ります。